ETERNAL LOGS

【用語集】

1：eternal :
2023/11/19 (Sun) 13:31:01: 用語説明。
あいうえお順で記載。

【エターナル】
人類永続保証機関。
通称「エターナル」。
詳しくは団体紹介参照。

【ガイスト】
所謂ファンタジー世界の種族。
「幻界」から「門」を潜って世界に現れる。
様々な種族がおり、全体的に好戦的。
殆どのガイストの目的は「地球のマナを実効支配し、幻界での地盤を磐石とすること」にある。
殆どのガイストは人類に対しては「マナの支配を邪魔する衛兵」程度の認識で、非常に敵対的な者が多い。
同族以外への仲間意識が低く、ガイストの体を利用している「適応者」や「武装者」に対しても、それほど強い嫌悪感は持たないが、同族の素材や体を利用する者に対しては非常に強い怒りを表すガイストが殆ど。
また基本的には身体能力やマナの操作能力が人類を上回っているため、人類を格下に見ており、ペットにしたり、食料、奴隷や暇潰しの道具、性欲処理道具としたり、敵対以外の行為に走るガイストもいる。

【幻界】
別の異世界にある魔界的存在。
普段は異世界にあるため、地球と邂逅することは無いが「門」を開くことにより、例外的に移動が可能となる。
様々な次元を侵略してきた過去があり、そうした世界から移り住んだ者達が生活している為、様々な種族がいる。
各種族同士が覇権を握る為、侵略や謀略渦巻く常に紛争状態を続けている。

【障壁】
「ガイスト」の持つ体を覆うマナの障壁。
これによりマナを持たない物理的干渉はほぼ無力化される。
その障壁の防御性能は「ガイスト」の持つ力によって左右される。ガイスト出現当初、軍隊が甚大な被害を受けたのもこの「障壁」による影響が強い。

【地脈】
マナの流れる川のようなもの。
概念的存在。
地脈は世界中に存在するが、特に日本に集中している。
「門」の特性や、マナを求めるガイストの性質から、ガイストの出現が日本に集中しているのはこの地脈のせい。

【調律者】
ガイストの素材を武器や第三者の体に宿す技術を持った技術者。
「適応者」や「武装者」をマナの力によって回復させたり、成功率は低いものの「暴走」状態を治療することも可能。
技術の根本には人類に協力的なガイストからの情報提供にある。
基本的には後方支援だが、一部は「武装者」や「適応者」と兼任し、前線で戦闘を行う者もいる。

【適応者】
手術によってガイストの体の一部を体内に宿して戦う者。
宿したガイストの力を引き出すため、その出力や能力は素材となったガイストの能力に依存する。
体内に宿したガイストの素材は、常に宿主の支配を狙っており、力を引き出しすぎると暴走のリスクが高まる。
ガイストの力を馴染ませ、引き出す為には慣れと訓練が必要であるが、その出力は通常レベルの武装者を凌駕する。
時間が経てば経つほど、素材が体に馴染むため、戦力として期待され、適応者の中には若い者も多い。
体に宿したガイストの欠片は、リスクはあるものの「調律師」によって除去することも可能。

【武装者】
ガイストの体の一部を埋め込んだ武器を使用する人類側の兵士。
武器の性能は素材にするガイストの力によって比例して上昇する。
素材の侵食が武器に対して行われることもあり、暴走リスクが非常に少ない。
また、武術の経験が深い者などは「適応者」に匹敵する力を発揮できる。
基本的には武装者は全員エターナル所属で、武器の管理はエターナルにしか配布されないとされているが、素材や武器が裏マーケットや一部の資産家、実力者が所持していることも多く、公然の秘密状態。

【暴走】
「武装者」「適応者」が抱えるリスク。
ガイストの素材は、マナに反応して宿主支配しようとする。規定以上の力を使うことで、侵食が始まり、武器や宿主を制御不能の暴走状態に陥らせる。
暴走状態になると非常に強い力を一時的に得られる反面、素材にしたガイストの精神が、宿主を支配したり、正常な思考が出来なくなったり、人間の姿からかけ離れた姿となったり、そのリスクは様々。
一度暴走すると元の人間に戻れる確率は非常に低くなる。
ガイストからすると暴走者は人間と同胞の混じった穢らわしいものという共通認識があり、人類からしても理性を残した暴走者であってもそのリスクから畏怖され、暴走者となるとどちらの陣営からも討伐の対象となる。

【暴走者】
ガイストの力を暴走させたもの。
暴走し、人間に戻れる見込みの殆どないものがこう呼ばれる。
基本的に「武装者」が武器を暴走させただけでは、これに当たらない。

【マナ】
地球の地脈から流れ出る魔法の力のようなもの。
「適応者」「武装者」「ガイスト」はこのマナを操作して戦闘を行う。
メタ的に言うとマナを操作することで魔法や超能力じみた力の行使が可能になる。
またガイストは生まれつきマナの操作が巧みである。

【門】
世界各地に出現した地球と「幻界」を移動できる門。
ガイストは皆、このゲートを作り出す能力を持っている。
ゲートは地脈上にしか出現させることが出来ず、強大な力を持つガイストであるほどその影響力から門の出現、移動に非常に時間がかかる。
開いた門はガイストの移動と共に数分で消滅するが、ここに飛び込むことで人類側の「幻界」への移動も一応可能。
前述の門の出現時間の短さ故、人類の「幻界」への反撃作戦は成功していない。
また大きな力を持つガイストが門を開こうとすると、マナの動きからこれを関知することが可能。
事前に戦力を集中させておくことによって、対応が可能である。
逆にいうと現在地球で活動しているガイストの強者は、この人類の包囲を潜り抜けた者か、「エターナル」結成以前の古株に限られる。